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ANATOMY TRAINS Dissection 2017で経験してきたこと その②

お待たせしました!!


ANATOMY TRAINS Dissection 2017で経験してきたこと その②をお伝えしていきます!
解剖実習がおこなわれたのは5日間
後半になればなるほど
身体の奥へ奥へと踏み込んでいきます。
もちろん内臓もしっかりみていきます。
そしてその奥にあるインナーマッスルや骨の状態、背骨の中を通っている神経なども
覗いていきます。
私がその中で考えさせられたのは脂肪のあり方でした。
その①でもお伝えしていきましたが
より詳しくお伝えしていきます。

脂肪のあり方

色と層

前回もお伝えしましたが
脂肪の色味は黄色をしています。

脂肪は
私のイメージではドロドロしているのかと思いきや
かなり個体化されていました。
脂肪はいらないもの、害があるものっというイメージを強くお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
私もその1人で、脂肪は少なければ少ない方がいいのだとどこかで思っていました。

でも、脂肪は筋肉に近づけば近づくほど透明の色味をしていて
それはまるでエンジンをかけるガソリンのような役割をしてくれているのです。


だからこそ、筋肉のまわりには透明の色味をした脂肪が覆っているとのこと。
アスリートは皮下脂肪5%など脂肪がないとよく耳にしますが
全くないわけではなく、ガソリンの役割をした脂肪があるからこそ
力を発揮できるのだと教えていただきました。

私は一度過激なダイエットをしたことがあります。
3ヶ月で約10キロの減量に成功しましたが
そのあとのパフォーマンスは悲惨なものでした。

 

今考えるときっと必要な脂肪も落ちてしまいガソリンが足りない状態になって
筋肉の動きが発揮しにくくなってしまっていたのだと
改めておもいます。

でも脂肪がありすぎても身体には負担がかかります。
私が担当した”SAKURAさん”は脂肪の厚みがあるかたでした。

一般的な脂肪のつき方より”SAKURAさん” には多く脂肪がついているために
脂肪を覗いてみると脂肪が3〜4層になってついていました。
筋肉が長くお休みしてしまったり、偏った筋肉の使い方をすることで
脂肪の層が厚くなりより動きが発揮できなくなってしまう

実際”SAKURAさん”の状態は、右脚に負担がかかっていたので
全体的には脂肪量は多いのですが
左脚の脂肪量より右脚の脂肪量の方が少ない状態でした。

右脚の脂肪は取り除きやすく
左脚の脂肪は取り除きにくく筋肉や筋膜にこびりついたような状態で
取り除くのは難しかったです。

使い過ぎの筋肉と使われてない筋肉の状態からも脂肪のあり方や状態は違うのだと改めて実感しました。


本当に偏った筋肉の使い方はなかの状態をこれほどまでに左右させるのかと痛感し
トレーニングのあり方をもう一度見直す機会になりました。

内臓と脂肪

内臓のイメージギャップ

普段から内臓をまじまじと見る機会はめったにありません。
どんなものなのか…
よく目にする
内臓の図のようになっているのか…
実際開いてみると

衝撃!!
全く上の図のようにキレイな状態ではありませんでした。

お腹を開くと
まず顔を出すのが
”腸間膜・大腸・小腸”でした。
お腹いっぱいに広がる大腸と小腸は
私の予想をはるかにこえて”こんなにもあちこちに広がってるのか!?”っという感想でした。

腸の長さは全長7〜9m程度で
小腸から大腸へつながり
盲腸→結腸→直腸の順番に分けられます。

かなり長さがあるのでぐちゃぐちゃっとなっているのが特徴でした。
その腸たちをかき分けると
下に出てくるのは他の臓器でした。

他の臓器も
膜とくっついている状態なので
個々に存在はしていません。

私の幼い時からのイメージは
水分の中に内臓達がプカプカ浮いているのではないかと…(笑)
一つの袋にすべてが入っている感じ!
その袋は外側の筋肉達で繋がっていることを実感

例えば、腎臓や肝臓が炎症を起こしたり調子が悪くなってくると
背中が痛くなるのは筋膜が引っ張られてしまってるからだとも
納得しました。

SAKURAさんは、特に脂肪が多い方なので
膜や腸だけでなく心臓や他の臓器にも脂肪がこびりついて、
これがいわゆる”内臓脂肪”につながるのだと感じました。
その量がかなり進むと癒着にもつながってしまうという状態を
SAKURAさんの身体から見ることができたのです。

一定の脂肪の量を越えても、減っても身体に害を与えルーティン内臓脂肪はやはり筋肉とは無関係ではなく
筋膜で繋がっているということ

 

そのことがわかるだけでも、今まで未知だったことが謎を解いたようにスッと
身体に、頭に入り込んでいく瞬間でした。

ご献体で実践してみたこと

リセットをやってみる

実際にご献体で
普段私たちがしているリセットや動きを確認してみることにしました!
その頃には”SAKURAさん”には皮膚や脂肪がない状態です。

◯足首回し


◯脚を左右に揺らしたり曲げ伸ばししたり


◯骨盤を揺らしたり


◯肩揺らし


◯首のリセット



などなど


実際  身体の力が抜けてる状態で
どこまで動きが伝達されるのかを知りたかったのです。
試してみるとやはり動いてる部分が
大きい小さいがあるけれどしっかりと動きのある部位を感じることができました。

◯足首回し  →  お尻あたりまで筋肉が動いた
◯脚を左右に揺らしたり曲げ伸ばし→  腰回りまでよく動き  頭が小さいが動きがみられ
◯骨盤揺らし  →  全身動いた
◯首のリセット  → 足指まで微かに動きがみられた
◯肩揺らし  →  骨盤辺りまで動きがみられた



こうやってご献体から沢山の答えやヒントを頂き、身体はやはり脚は脚、腕は腕など別々ではなく
一つで、全てはつながっているのだと改めて感じることができたのです。

まとめ

アメリカ研修での5日間
私は2度と経験ができないのではないかというぐらいの素晴らしい経験をすることができました。
5日間は学びの毎日でした。

人生に終わりを告げられた”SAKURAさん”と出会い
お身体を見せ
て頂き
この5日間の解剖実習が終わると”SAKURAさん”はようやく永遠の眠りにつき
ご家族の元へと帰ることができるのだと先生が教えて
くださいました。

”SAKURAさん”の身体を通して知ったことは全て
”SAKURAさん”からの贈り物です。

5日間だけのことではなく
それをこれからどう日本で繋げていくか
伝えていくかは私次第
本当に素晴らしい経験をありがとうございました!!

 

 

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