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なぜ運動嫌いになる?体育の授業が原因とも

生まれた瞬間から運動嫌いの方はいません。

運動嫌いになった原因をさかのぼると、学校の体育の授業を原因として挙げる方が多くいます。

今回は運動嫌いになる原因と、運動嫌いを直す考え方、運動嫌いでもできる運動を紹介します。

是非最後までご覧ください。

なぜ運動嫌いになる?原因は体育の授業に

なぜ体育の授業のせいで運動嫌いになるのかというと、考えられる理由は以下のとおりです。

・やらされている感覚のせいで運動嫌いになる
・体育のテストで求められる基準が高すぎる
・できないことに焦点が当てられすぎて苦手意識が生まれる
・他の子と比べて運動能力が低いと思ってしまう
・根性論と結びついている

順番に見ていきましょう。

やらされている感覚のせいで運動嫌いになる

スポーツをやらされている感覚のせいで運動嫌いになる傾向があります。

人に命令されてやらされるのと、自分から進んで行うのとではモチベーションが全く変わってきます。

たとえば、自分で興味を持って運動について調べるのと、課題で「運動について調べてまとめなさい」といわれて調べるのでは、知ろうとする意欲が異なるでしょう。

人はやらされている感を持って取り組むと、運動でも勉強でも嫌いになってしまうのです。

体育のテストで求められる基準が高すぎる

体育のテストで求められる基準が高すぎることも、運動嫌いを生んでしまう一因です。

そもそも体育の授業時間内に習得できるレベルの技能ではないことが多いからです。

仮に、バスケットボールのパスのテストがあったとしましょう。

プロに言わせると、パスの練習だけで数年費やすので、体育の授業時間内に習得できる技能だとは到底思えないとのことです。

体育のテストで求められる基準が高すぎた結果、自分は運動ができないと思い込んで自信を喪失し、運動に対する苦手意識が生まれてしまいます。

できないことに焦点が当てられすぎて苦手意識が生まれる

できないことに焦点が当てられすぎて苦手意識が生まれてしまうこともあげられます。

誰しも自分が得意でないと思うことを好きにはなれないでしょう。

バレーボールのパスがどうしてもできなくて、周りの子はできるのに自分だけできないという状況が続くと、自信を失ってしまいます。

できないことに焦点が当てられすぎると、苦手意識が生まれて運動嫌いになってしまいます。

他の子と比べて運動能力が低いと思ってしまう

他の子と比べて自分は運動能力が低いと思ってしまうことも運動嫌いにつながります。

体育の授業では周りの子と比べやすいので、自分にはできないと思うと恥ずかしくて取り組めなくなります。

たとえば周りの子は5段の跳び箱をクリアしているのに、自分だけ4段に挑戦中だとすると、跳び箱に苦手意識を感じるでしょう。

大人になって跳び箱をやることはありませんが、そういった過去の経験から自分の運動能力が低いと思い込んで運動嫌いになることも多いです。

根性論と結びついている

体育が根性論と結びついているのも、苦手だと感じる方が多い要因の一つです。

根性論とは「気合いが足りないから運動ができないんだ」と、全てを根性のせいにする考え方です。

本当は指導側の力不足なのに、それでも要領よくできるようになる子がいると、できないのは根性が足りないせいだという話になることも。

本気でプロを目指すなら根性論も多少必要ですが、健康を目指す体育に根性論は不要です。

運動嫌いになる子どもの3つの思考

運動嫌いになる子どもは、運動に対して以下の3つのイメージを抱いています。

・痛い
・怖い
・できない

具体的に解説します。

痛い

体育でボールが当たったり、走って転んだりした経験から、運動すると痛い思いをすると思い込んでいます。

ストレッチに対しても、体力測定で無理に筋肉を伸ばした経験から、痛いと思い込んでいる人がいます。

運動やスポーツは本来、痛い思いをするために行うものではありません。

運動=痛いイメージを持ってしまうと、簡単な運動でも取り組みにくくなってしまいます。

怖い

運動は怖いと思い込んでいる人もいます。

ボールが飛んできて怖い、先生に怒られて怖いというイメージがあるからです。

体育では間違った動きをすると怒られたり否定されたりする傾向があります。

楽しく体を動かすだけなら本来叱られることはないので、怖いイメージを取り払えば運動できるようになる人もいます。

できない

体育のテストで周りの子と比べてできない種目が多すぎて、自分は運動ができないと思い込んでいる人がいます。

たとえば球技が苦手な人なら、ボールを使わない運動ならできる場合があるのですが、体育の授業で苦手を感じすぎて、運動自体ができないと思ってしまうのです。

できないと思い込んでいる方は、できる運動を探せば苦手意識を払拭できるかもしれません。

なぜ運動嫌いを生む体育の授業が行われているのか

なぜ運動嫌いを生む体育の授業が行われているのでしょうか?

根本的な原因を以下のとおり考えてみました。

・昔から行っていることを続けているから
・「できる・できない」で評価する仕組みだから
・運動に親しむという本来の目的を忘れているから
・保護者の目を気にしすぎているから
・みんなと同じを求めすぎるから

詳しく説明します。

昔から行っていることを続けているから

学校の体育では往々にして、昔から行っている種目を何も考えずに引き継いで行っています。

体育科の先生が受けてきた授業スタイルを引き継いで行っているためです。

学習指導要領に沿った授業を行うなら、跳び箱をよじ登る授業でも立派な「体育」になります。

学習指導要領によると「生涯にわたって心身の健康を保持増進し豊かなスポーツライフを実現するため」の授業が体育だからです。

運動嫌いを生む体育の授業を引き続き行うことで、さらに運動嫌いを生む悪循環が生まれています。

「できる・できない」で評価する仕組みだから

「できる・できない」で評価する仕組みの体育は楽しくないと感じる人も多くいます。

「できる・できない」で評価するためにはどうしても運動能力を比較する必要があり「できない」側の子がでてきます。

サッカーのパスができなくても、100mを速く走れなくても、運動を楽しむことは可能です。

「できる・できない」で評価する仕組みが子どもに劣等感を植え付け、運動嫌いにしているともいえます。

運動に親しむという本来の目的を忘れているから

体育科の先生が「運動に親しむ」という本来の目的を忘れていると、運動嫌いの子どもが育ちます。

体育のテストでいい成績を出せる子だけが褒められて、楽しくないと感じる人が出てくるからです。

運動に親しむだけなら、スポーツの難しい技をテストして点数をつける必要はありません。

運動は楽しくないものだという認識になってしまうと、大人になってから運動嫌いで体を動かさない人になり、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

保護者の目を気にしすぎているから

体育科の先生が保護者の目を気にしすぎているのもよくありません。

子どもではなく保護者を見て運動の内容を決めると、子どもにとって苦しい状況が展開される恐れがあります。

たとえば持久走は、楽しく走ることを目的としているのに、保護者の目を気にしすぎると、タイムを気にして子どもが苦しい走り方をすることがよくあります。

組み体操でも、子どもに負担のかかる高度な技を行うと楽しい体育にはなりません。

保護者ではなく子どもを見て指導内容を決めるのが本来の姿です。

みんなと同じを求めすぎるから

みんなと同じ」を求めすぎるのも子どもを運動嫌いにさせる考え方です。

一人一人運動能力は違うので、どうしても運動が苦手な子が出てきて、運動が嫌いという思考になってしまいます。

たとえば走る楽しさを教えるだけならタイムを競う必要はないはずです。

みんなと同じように早く走れることを目的にした結果、早く走れない子は運動に苦手意識を持つようになってしまいます。

運動嫌いを治す3つの考え方

ここからは、運動嫌いを治す3つの考え方を紹介します。

・スポーツの語源は「気晴らし」
・スポーツはやらなければいけないものではない
・スポーツだけが運動ではない

この考え方で、思考から運動嫌いを緩和していきましょう。

1つずつ説明します。

スポーツの語源は「気晴らし」

スポーツの語源はラテン語のdeportare(デポルターレ)で「気晴らし」という意味があります。

つまりスポーツとは気晴らしに行うものなのです。

体育の点数を取るために必死の形相で行うスポーツは、本来のスポーツではありません。

まずは気晴らしに体を動かすことを目標にしてみましょう。

スポーツはやらなければいけないものではない

スポーツをやらないと死なない人はいないので、どうしてもやらなければいけないものではありません。

体を動かすのが楽しいからスポーツをするのです。

運動嫌いの方は、まずは「スポーツはやらなければいけないもの」という思い込みから捨ててみましょう。

スポーツだけが運動ではない

スポーツだけが運動ではありません。

運動は体を動かすことなので、オリンピックの競技のようにしっかりプレイできる必要はないのです。

ただ家の周りを歩くだけでも、雑巾をかけるのも立派な運動です。

しっかり競技の形にのっとってプレイしなければいけない」「ルール違反をしてはいけない」などの思い込みを捨てると運動嫌いを脱却できます。

以下の項目で運動嫌いでもできる運動を3つ紹介します。

運動嫌いでもできる運動3選

運動嫌いでもできる運動を3つ紹介します。

・ウォーキング
・ダンス
・ストレッチ

以上の3つなら、いわゆる運動神経を求められないため、運動に苦手意識のある方でも取り組みやすいでしょう。

それぞれ説明します。

ウォーキング

ウォーキングなら運動神経が良くなくても取り組めます。

ただ歩くだけなので、気軽に取り組みやすいのが特徴です。

動きやすければどんな服装でも構わないので、まずは20分間歩いてみましょう。

慣れてきたら40分・60分と、歩く時間を伸ばしていくと次第に体力がついて健康な体になります。

ダンス

ダンスも運動音痴にぴったりな運動です。

ボールや器具を用意しなくても手軽にできます。

一人でダンスするなら、振り付けを完璧にやらなければいけないなんてこともありません。

音楽を流しながら楽しく音に乗って自由に体を動かしてみましょう。

ストレッチ

ストレッチも運動嫌いの人ができる運動です。

ストレッチは苦しくて痛いものだと思い込んでいる人もいますが、正しく筋肉を伸ばせば気持ちいいものです。

痛くなるまで筋を伸ばさず、痛気持ちいいくらいにとどめましょう。

ストレッチで体をほぐせば、終わった後は体がスッキリ軽くなります。

具体的なやり方を知りたい方は、以下のエクササイズを試してみてください。

運動嫌いの人でもできる1分エクササイズ3選

運動嫌いの人でもできる1分エクササイズを3つ用意しました。

それぞれ以下のとおり目的別になっています。

・デスクワークの合間に
・肩こり・巻き肩改善
・二の腕引き締め

本当に簡単にできるので、動画を見ながら同じように動いてみましょう。

デスクワークの合間に

1つ目に紹介するのは、デスクワークで疲れたときにぴったりなエクササイズです。

肩関節を外側にひねる動きを10〜20回行います。

しっかり息を吐くことを忘れずに行いましょう。

続いて肩甲骨を内側に寄せます。

どちらも肩こり・巻き肩によく効くので、気になっている方は行ってみてください。

肩こり・巻き肩改善

次も肩こり・巻き肩改善に役立つエクササイズです。

肩のぽこっとでているところを押さえて、下ろしている腕を脱力させ、肩のリセットをしていきましょう。

脱力した腕をひねったり、前後にゆらしたりしてリセットします。

押さえている手で筋肉の動きを確認できていればOKです。

このエクササイズが痛いと感じる方は、筋肉が凝り固まっているので、意識的にリセットする習慣を身につけましょう。

二の腕引き締め

最後に二の腕を鍛えるエクササイズを紹介します。
タオルを用意して肩より狭めの幅で後ろ手で持ち、しっかりと胸を張ります。

腰が反らないように気をつけながら、ゆっくり腕を上下に動かしてみましょう。

3秒くらいかけてゆっくり動かすと、より効果的です!

肘を伸ばした状態で行いましょう。

運動嫌いの人こそジムに通うべき理由

今回は運動嫌いになる理由を、体育の授業から紐解いていきました。

体育も運動も本来、体を楽しく動かしてリフレッシュすることが目的です。

運動音痴で運動が嫌いだと思っている方は、辛くない運動から始めてみましょう。

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