「でっちり体型を治したい!」
「どうしてでっちり体型になるか知りたい」
「生まれつきでっちり体型な気がするが、治せるもの?」
でっちり体型はぽっこりお腹や下半身太りの原因になるため、悩みの種になりがちです。
今回は、でっちり体型になる原因から効果的なエクササイズまで紹介します。
反り腰とは、本来背骨(腰椎)がなだらかな曲線になっているはずが、急なカーブになっている状態を言います。
肩こりや腰痛を引き起こすほか、いわゆる出っ尻(でっちり)と呼ばれる、お尻が突き出てた状態になったり、腹筋が弱くてお腹に力が入らないため、ぽっこりお腹になったりなど、下半身太りに見えてしまう原因にもなります。
反り腰は、むりやり姿勢を正しても、ほとんど効果がありません。特に猫背の方は、がんばって胸を広げて姿勢を正そうとすると、効果がないどころか、かえって反り腰をひどくしてしまっている可能性があるんです。
反り腰の主な原因は、背骨とお腹の奥にある腸腰筋がこり固まっているところと脊柱起立筋の緊張にあるので、まずはそこをゆるめることが改善への一番の近道です。
今回は、自分でできる即効性の高いストレッチ方法を、動画を交えてご紹介します。
でっちり体型とは、腰が前方に傾きお尻が大きく突き出ているスタイルのことです。
お尻が出ていると、前から見ても横から見ても姿勢が悪く見えるため、不健康な印象を与えてしまいます。
例えば、前にお尻が傾くと前かがみに見えるため、暗いイメージを与えてしまうでしょう。
また、でっちり体型は、腰が反って一部分に負担がかかっている状態のため、腰痛が生じるリスクがあります。
人に与える印象や健康面に影響を及ぼすため、早急に改善したほうがいいでしょう。
でっちり体型になる原因は、以下の4つが考えられます。
1. 筋力の低下
2. 椅子の座り方が悪い
3. ヒールの高い靴を履いている
4. 肥満や妊娠などの体型の変化
出っ尻の状態になってしまう原因をそれぞれ見ていきましょう。
運動不足や加齢での筋力低下は腰が反りやすくなるため、でっちり体型につながる原因の一つです。
例えば、筋力が弱まると骨盤が前に傾くため体が姿勢のバランスを保とうとして、腰が後ろに反ってしまう方がいます。
反り腰になると、下腹が出てくるデメリットもあるため、きれいなスタイルを維持するために筋肉を鍛えるのは必須でしょう。
椅子の座り方が悪いと、骨盤に負荷がかかり反り腰になりやすいため、でっちり体型になるケースがあります。
例を挙げると、長時間の事務作業やパソコン作業を行うデスクワークや自動車の運転は、骨盤が前傾し腰に負担がかかりやすい状態です。
この負担を軽減するために、自然と反り腰で椅子に座ることになり、でっちり体型につながります。
でっちり体型を防ぐためには、椅子の座り方にも注意が必要です。
日頃からヒールの高い靴を履いていると、姿勢のバランスを保つために反り腰になることがあるため、でっちり体型になる場合があります。
例えば、ヒールの高い靴を履くとつま先重心の姿勢になるため、足元から前傾体勢になってしまいがちです。
体が前に傾いている状態から姿勢のバランスを保つために、骨盤がさらに前に傾いて反り腰が引き起こされます。
ヒールの高い靴を履くことが多い場合は、反り腰にならないよう意識的に気を付けましょう。
肥満や妊娠などの体型の変化も、姿勢を保とうとして使われる筋肉に偏りが生じ反り腰を引き起こす場合があるため、でっちり体型になる要因の一つといえます。
肥満や妊娠でお腹が出ると体の重心が前に傾き、お腹の重みを踏まえて自然と体のバランスを保とうとして反り腰になることがあります。
ただし、一時的に妊娠の影響でお腹が出ている場合は、出産後にエクササイズやストレッチに取り組むことで、姿勢や反り腰の改善が期待できるでしょう。
自分は反り腰なのかどうか、チェックしてみましょう。
床に仰向けに寝たとき、腰と床の間に手のひら2枚分がすっぽり入ってしまうようなら、反り腰ぎみと言えます。
反り腰は、デスクワーカーで椅子にすわりっぱなしの女性に多いお悩みなのですが、そういった方は、パソコンに長時間向き合っているので猫背になりがちです。
猫背になると、首が前に出た姿勢になるため、体は重心のバランスをとろうとします。すると、骨盤が斜め前に傾いて、体を横から見たときにお尻が突き出ている状態になるのですが、これが反り腰の状態です。
Be-Styleの体験レッスンにも取り入れている、即効性の高いトレーニングがあるのでご紹介します。
1. 骨盤・股関節エクササイズ・簡単に背中の反りを改善する方法
2. 股関節から腰をゆるめるリセット
3. 背骨と骨盤を連動させるキャット動作
背中をまるめる簡単なエクササイズで、とても即効性があります。
背骨に対してゆらぎや、振動をあたえることで、背骨の緊張がゆらされて力が抜けます。
角度を変えることで違う筋肉を動かすことができます。
頻度としては、毎日寝る前や起きた時に1回、やって頂くと良いと思います。
人気のストレッチポールを使ったエクササイズです。
ストレッチポールは、重力によってだんだん背骨がリラックスしてくるため、ただ上に乗るだけでも効果があります。
この運動は、ストレッチポールの上で股関節を動かすことで、腰まわりの力が抜け、背中全体の力が抜けやすくなります。
ただ、腰の反りがきつい方には効果が感じにくい場合があります。
その時は、最初にご紹介したストレッチを先にやって、背骨の緊張をリセットをしていただくと良いと思います。
ストレッチポールを買ったけど、使い方がよくわからないというお声をよく聞きます。
ご自宅で筋肉の疲れをリセットできる、とても優れたツールですので、ぜひ動画をご覧になって活用してみてください。
腰の反りがマシになってきたら、実際に背骨を動かして、使いにくくなった腹筋を効果的に使いながら反り腰を予防するトレーニングです。
肩の真下に手が、股関節の下に膝がくるようにして四つん這いになります。
その後、背中を丸めたり反らしたりしながら、背骨の本来の動きを取り戻していきます。
呼吸とともにできるだけ滑らかに動かしていきましょう。
通常の腹筋はきつくてなかなかできない、という女性の方でもオススメの、取り組みやすいエクササイズになります。
猫背が気になっている方で、姿勢をよくしようとして、胸をむりやり広げようとしている方はいませんか?
実はこのストレッチ、反り腰をもっと悪化させてしまうんです。
姿勢やバランスの悪くなった体の一部を、むりやり変えようとする運動に効果はありません。もっと根本的な原因を解消することが大切です。
反り腰の多くは、背骨と腰の奥にある腸腰筋が、緊張してこり固まっているのが原因です。ストレッチで凝り固まった筋肉をゆるめる運動を行いましょう。
今回は反り腰の改善方法について、即効性の高いストレッチの動画を交えてお話しました。
反り腰は、無理やり姿勢を良くして治そうとしても逆効果になりますので、まずは背骨まわりの筋肉をリラックスさせることからはじめて、腰痛のないスッキリとした体になっていただきたいと思います。
動画を見ながらエクササイズをやったけれども、効果が感じられない。もっと具体的なストレッチの方法が知りたいとお考えの方は、どうぞBe-Styleの体験レッスンにお越しください。
お身体について気になっていることや、目標とされている具体的な内容などしっかりとお話をうかがいました上で、お身体をモニタリングし、現状の姿勢を分析させていただきます。
体験レッスンの内容が気になる方は、次の体験記事も併せてご覧ください。