ブログ
ブログ

ホーム > ブログ > 姿勢専門のトレーナーが猫背改善に胸を張らせないワケ 

姿勢専門のトレーナーが猫背改善に胸を張らせないワケ 

猫背で背中が丸まっているから胸をもっと張りなさい、背筋をもっと伸ばしなさい、
こんな言葉を耳にしたことが一度はあるのではないでしょうか?
もしくはそれを実践し続けている方も多いと思います。
トレーニングを受けてくださっているお客様には、それを意識させるために背中に物差しを入れられたことがあるという経験をされた方までいらっしゃいました。

しかしながら、現代には猫背の方がどんどん増えている印象です。
実際に、私たち姿勢専門のトレーナーは胸を張るという指示はしません。
今回は日本人の猫背を再度知っていただき、改善エクササイズをお伝えしていきます。

目次:

日本人の猫背の正体を再確認

姿勢の土台〔背骨〕を知れば胸を張っても猫背が改善しないワケが見える

現代の日本人のための猫背改善エクササイズ【動画】

日本人の猫背の正体を再確認

なぜ胸を張っても猫背が改善しないのか?
それは、実際に猫背でお悩みの方の背中はほぼ棒のようにまっすぐになっているからです。
多くの日本人の猫背の方はこのような姿勢をとっています。

骨盤を前に突き出し、背中は後ろに反り、頭を前に出して重心をとっている姿勢です。
頭が前に出ている分、背中が丸いように見えますが、実際に丸くなっているのは首の付け根周辺(緑で囲んだ部分)
であり、その下の背中はまっすぐになっています。または、反りが強くなってしまっている方もいらっしゃいます。

既にまっすぐであったり、反っているのに、さらに胸を張ることでより頭を前に出すか、骨盤を前に出さなければならないため、猫背が改善に向かわないのです。

姿勢の土台〔背骨〕を知れば、胸を張っても猫背が改善しないワケが見える

背中が丸いから胸を張りなさいとよく聞くワードではありますが、そもそも背中は丸いのです。
理想的な背骨は生理的なS字のカーブを持っており、綺麗な姿勢にはこのカーブが必要になります。

一般的に言われる背中は、図で胸椎(青の部分)という部分を指します。胸椎は緩やかに丸みがあってこそ理想的なカーブなのです。
しかし、現代人の猫背は背骨がまっすぐでしたね。
つまり、猫背改善のためにはこの緩やかなカーブを取り戻すことが必要なのです。



現代の日本人のための猫背改善エクササイズ(動画)

これまで述べてきたように、現代人の猫背改善には胸椎の緩やかなカーブが必要です。
まさに、背中を丸めるという胸を張るとは真逆の方法です。
まずは、身体を反らせてしまう筋肉を緩めてから、背中を丸めることがオススメです。
そのためのエクササイズを動画でご紹介します。

身体を反らせる筋肉を整えるエクササイズ

背中を丸めるエクササイズ

胸椎を動かすエクササイズ

身体の反りに気をつけてやってみてください!

体験レッスンのご希望はこちらから↓

体験レッスンのお申し込みはお気軽に。